過払い請求

過払い金とは

過払い金請求とは、消費者金融やクレジット会社に払い過ぎた利息を取り戻す手続のことです。なお、最近は過払い請求が社会的な話題になっており、各社ともかなり多額の過払い金返還に応じています。そして、これが原因で消費者金融・クレジット会社の大手さえも経営危機に陥っている状況です。また、中小の消費者金融業者の中には負担に耐えられず、倒産するところも出てきました。金融業者がつぶれてしまえば過払い金の取り戻しは殆んど不可能となります。そのため、今後、過払い金の請求は早い者勝ちの様相を呈すると言えるでしょう。早めのご相談をお勧めいたします。

なぜ過払い金が発生するのか?

一定の要件を満たさないと、業者は、グレーゾーン内利息(利息制限法と出資法の上限金利の中間の金利)を請求できません。今までは消費者金融やクレジット会社はこのグレーゾーン金利を請求しいました。しかし、グレーゾーン金利を請求するための要件を満たしていない業者が殆んどでした。そうすると、今までの契約利息が違法であったということになり、最初に遡って利息制限法内の利息で取引を最初から見直すことになります(引き直し計算)。そして、引きなおし計算の結果、借りている期間が長ければその額は大幅に減額されますし、逆に、借金が残らず、払い過ぎている事もあります。

過払い金の請求について

過払い金があるかどうかは、金融業者から取引履歴の交付請求をして、それをもとに引き直し計算することによって判明します。過払い金があることがわかればすぐに返還請求することになりますが、業者との交渉が難航することもありますし、訴訟を提起することもあります。ご自身で交渉が難しい場合は、司法書士が代理人として交渉できますのでご安心ください。(ただし、140万円未満。)

過払い金の時効について

すでに完済した方でも最後の返済から10年以内であれば、過払い金の返還請求は可能です。 完済したから関係ないと思っておられるようであれば、それは間違いです。もしかするとお金が戻ってくるかもしれません。是非一度ご相談ください。

おひとりで悩まずに、まずはお気軽にご相談ください