債務整理

過払い請求

貸金業者との間で利息制限法を超える金利での取引をしていた場合、貸金業者に対してお金を返済し過ぎている場合があります。この返済し過ぎたお金(過払い金)を貸金業者から取り戻す手続きが過払い金返還請求です。

まずは貸金業者との話し合いで返還交渉を進めますが、返還金額等で折り合いがつかなければ訴訟を行います。

過払い請求と任意整理の違いは、過払い金返還請求は借金が無くなっている状態で、過去に払いすぎた利息を請求する手続きです。

現在まだ取引が続いていて借金が残っている方が、払いすぎた利息を請求する場合は、任意整理手続きとなります。その場合、払いすぎた利息を手元に返してもらうのではなく、まずその分を今残っている借金に充当して借金を減らすことになります。

払いすぎた利息を残っている借金に全て充当し、借金が無くなってもまだ払いすぎた利息がある場合に初めて過払い金返還請求を行います。

過払い請求の手続きや費用に関して、具体的にご説明をさせていただきますので、まずは六甲合同事務所までお気軽にご相談下さい。

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任意整理

任意整理とは、裁判所を通さずに司法書士が貸金業者と毎月の返済額や返済期間等を直接交渉して借金を整理する手続です。

消費者金融やクレジットカード等での借入で、現在までに利息を多く払い過ぎている場合は、過去の取引履歴を再計算し借金を減額させます。残った借金は家計の収入と支出のバランスを考え、無理なく返済していけるように交渉し和解します。その際、今後の利息を出来る限り免除してもらうよう交渉もします。

また、利息制限法に基づく再計算の結果、借金が無くなりさらにまだ払いすぎた利息が生じている場合は、過払い金返還請求を行います。

任意整理の手続きや費用に関して、具体的にご説明をさせていただきますので、まずは六甲合同事務所までお気軽にご相談下さい。

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個人民事再生法手続き

個人再生とは、裁判所に申立をして認可を得たうえで、法律に基づいて借金を減額してもらう手続きです。減額になった借金は原則3年間で返済をします。

個人再生の一つの特徴は、住宅ローンを除く事が出来るという点です(住宅資金特別条項)。住宅ローンの返済は続けて、自宅を手放さずにその他の借金を減額することが可能です。

個人再生には「小規模個人再生」と「給与所得者再生」の2種類がありますが、どちらを選択するかは収入状況や債権者数・債務額等によって変わってきます。

個人民事再生法手続きや費用に関して、具体的にご説明をさせていただきますので、まずは六甲合同事務所までお気軽にご相談下さい。

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自己破産手続き

自己破産とは、裁判所に申立し、返済困難と認められた場合に借金の返済を免除してもらう手続きです。不動産や預貯金など一定額以上の財産がある場合は、その財産を債権者に公平に分配し、残りの借金の返済を免除してもらうことになります。

自己破産に対してマイナスに考える人も多いようですがそんなことはありません。借金返済を免除してもらう事で生活を再建させ、もう一度スタートが出来るプラスの制度であると言えます。

【自己破産の間違った解釈】

  • 生活に必要な家財道具は取り上げられません。
  • 自己破産したことは戸籍に記載されません。
  • 選挙権は失いません。
  • 保証人でなければ家族に返済義務はありません。
  • 会社を退職する必要はありません。

自己破産手続きや費用に関して、具体的にご説明をさせていただきますので、まずは六甲合同事務所までお気軽にご相談下さい。

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